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Wiseマルチカレンシー口座とデビットカードが便利でお得

Wiseマルチカレンシー口座とデビットカードで外貨決済が便利でお得! テクノロジー

海外旅行では外貨での支払いのできる、クレジットカード決済が便利ですよね。しかし、後からカード会社からの請求書を見て、想像していた金額より請求額が多くて驚いたことはありませんか?

実は、カード会社からの請求額には隠れコストや手数料などが含まれている為、実際の両替レートでの請求額と誤差が生じるのです。

Wiseは、海外在住者であるならば、その存在を知らない人はいないくらい有名なオンライン海外送金サービス会社です。Wiseの強みは、実際の為替レートで、安く、速く、簡単にオンライン上で送金できるということです。

私も、Wiseには大変お世話になっています。

実は、Wiseは送金だけではなく、他にも便利なサービスがあります。それは、複数の外貨口座を開設することができて、その口座から月々払いなどの引き落としが出来ます。

しかもWiseデビットカードを通じて、海外現地での支払いや海外オンラインストアでのショッピング決済も、お得にスピーディーにできます。

というわけで、今回はWiseマルチカレンシー口座とデビットカードについてご紹介したいと思います。

外貨でのクレジットカード利用の請求の仕組み

外貨でクレジットカードで買い物をした際に、実際にカード会社からの請求額に驚いた経験はありませんか?買い物した金額に、何か上乗せされて請求されているんですよね。

その理由は、カードの国際ブランド(Visa、Mastercard、American Express、JCBなど)が定める基準レートに、カード発行会社(楽天銀行や三井住友銀行など)が設定した「海外事務手数料」と呼ばれる手数料が上乗せされた為替レートで、日本円に両替されて請求されているためです。

しかも、クレジットカードの両替レートは、買い物をしたその時ではなく、データがVisaやMastecardなど国際ブランドの決済処理センターに到着した時点で行われます。つまり、適用されるレートもデータ到着日のものとなります。

各クレジット会社の海外事務手数料は以下の通り

 Visa MastercardJCB American
Express
 銀聯 
 三井住友 2.20%2.20%2.50%
楽天1.63%1.63%1.60%2.00%
三菱UFJ2.20%2.20%2.04%
セディナ2.20%2.20%2.20%
オリコ2.20%2.20%1.60%
イオン1.60%1.60%1.60%
セゾン2.20%2.20%2.15%2.00%

クレジットカードの海外利用手数料を入れた請求額

= 国際ブランド基準レート × 使った外貨額 × 海外事務手数料(%) で算出することができます。

海外事務手数料が2.20%のVisaカードで300AUドルの買い物をするとします

そして、その買い物データは、2022年1月21日に処理されたものとします。この日のVisaの基準為替レートは、1AUドル = 80.643515円でした。

参考 Visaの通貨コンバーター(英語)

まず、この買い物にかかる海外事務手数料は、

80.643515円/ドル(Visa基準レート)× 300ドル(使った額)× 2.20% (海外事務手数料%)
約532円と計算できます。

そして、トータル支払額は、

80.643515円/ドル(Visa基準レート)× 300ドル(使った額)× 102.20% (100%(使った金額) + 海外事務手数料%)= 24,725円 と計算できます。

このように、VisaやMasterなどの国際ブランドは、数秒刻みで変わる実際の為替レートを採用しているわけではなく、自社で定める基準レートによって両替しています。

そうなると、外貨でクレジットカードを使用した際は、直ぐに実際の請求額は分からないということになりますね。

Wiseデビットカードとは

まず、デビットカードとはクレジットカードとは違い、即時決済となります。したがって、口座にお金が無ければ使うことができないので、お金の使い過ぎは防げるという利点があります。

さらに、Wiseデビットカードは、実際の為替レートと格安の両替手数料で、日本の主要銀行のデビットカードに比べ安く外貨決済ができるという特徴があります。

Wiseの通貨コンバーターで、手数料込みの両替額が計算できます。

Wise 通貨コンバーター、Currency Converter

30,000円をAUドルに両替するとします。コンバーターに数字を入力すると、自動的に結果が表示されます。両替レートは実際のレートでWiseの手数料は、0.6%とVisaやMasterなどの国際ブランドに比べると、格安の手数料で両替されていることが一目で分かりますね。

Wiseマルチカレンシー口座とデビットカードの仕組み

Wiseマルチカレンシー口座・デビットカードの仕組み

私は、日本のオンラインショップで買い物をすることがあるのと、日本に一時帰国する時があるので、日本円を使う機会があります。しかし、日本のクレジットカードはもう失効してしまっている為、必然的に海外発行のカードを使うことになります。従って、カードで日本円で決済すると、国際ブランドの基準為替レートと両替手数料が上乗せされて、日本円に両替されてしまいます。

なので、WIseのような実際の為替レートで格安の手数料で両替してくれるのは、大変ありがたいです。

オーストラリアにいながら、日本のオンラインショップで実際にWiseデビットカードを使ってみたレビューについては、以下の記事をご覧ください。

Wiseデビットカードのメリット・デメリット

では、Wiseデビットカードは、どんな人達にメリットがあるのでしょうか。

定期的に海外旅行へ行く人

予め旅行先の通貨をWiseマルチ口座アカウントにチャージしておけば、現地通貨で決済がスムーズにできます。現地通貨での決済になるので、海外事務手数料もかかりません。

世界200ヵ国のATMで現金引き出しが可能

旅先で急に現金が必要になっても大丈夫です。毎月2回、3万円までの海外ATMでの引き出しが無料。
3万円以上の引き出しには1.75%の手数料がかかり、2回目以降は1回につき70円の手数料がかかります。ATMによっては、別途手数料がかかる場合があります。

海外留学、海外移住をする人

日本でも結構デジタル決済が、浸透してきていますね。海外(欧米)での決済は、ほぼデジタルで行われています。コロナの影響もあって、コーヒー一杯のような少額でもデジタル決済します。

特に留学生やワーキングホリデーで一時滞在の人達は、海外で銀行口座を開設するのが難しいこともあります。Wiseでは、海外現地の銀行口座情報の取得が可能の通貨がある為、現地銀行口座を開設する事無く、生活にかかる費用の支払い、アルバイトのお給料の受け取りなども出来ます。

また、日本の銀行から生活資金をWiseマルチカレンシー口座に現地通貨をチャージしておけば、デビットカードで楽々決済ができ、海外生活も快適に過ごせます。

海外オンラインサイトで買い物をする人

「隠れコスト」無く、実際の為替レートと格安の手数料で両替されるので、実際の請求額が即時に分かるので安心。決済後は、Wiseから通知が来るのでセキュリティー対策もしっかりしています。

Wiseマルチカレンシー口座に現地通貨をチャージしておけば、外貨でのオンラインショッピングの決済は現地通貨で行われるので、海外事務手数料は発生しません。万が一、口座に現地通貨が足りない場合は、自動的に最良の方法で他通過を両替して決済されます。

デメリット

日本国内で生活をしていて、外貨を使う機会が無い人には、そもそもWiseのサービス自体必要ないですね。

利子が付かない
Wiseは銀行では無く、あくまで送金屋なので利子はつきません。ですので、その特性を理解した上で 使用する必要がります。

クレジットカード特有の海外旅行保険、ポイント制度などのお得な特典は無い

そういったお得な特典が欲しい方は、クレジットカードとWiseデビットカードの併用がオススメです。日本国内ではクレジットカードでお得に決済、外貨を使う場合はWiseデビットカードでお得に決済が良いでしょう。

Wiseマルチカレンシー口座に入金してみる

口座にお金が入っていないと使えないので、まずは、使いたい外貨を口座に入金してみましょう。Wiseデビットカードは、申し込む時点で口座に幾らかをチャージするようになっています。私は、日本円をまだチャージしたことが無かったので、今回は日本円をチャージしてみたいと思います。

まだ、Wiseの口座をお持ちでない方は、公式ページへ ➡︎

では、Wiseのアカウントにログインします。ログインすると、左手のメニューの残高の通貨を有効にする(Open a balance)をクリック。(サイトが英語表記なのは、許してくださいねぇ。)

WIse|マルチカレンシー口座、通貨を追加

通貨を選ぶと、次にいくら入金するか聞かれます。取り敢えず、今回は支払いはAUドルで、日本円1,000円をチャージしてみます。

WIse|マルチカレンシー口座、通貨を追加。金額設定

すると、手数料込みの両替金額が算出されます。手数料、実際の為替レートが明記されているので、安心ですね。

次に支払い方法を聞かれます、今回は最も手数料が安く、早く着金するIDでの支払いを選んでみました。

WIse|マルチカレンシー口座、通貨を追加。支払い方法の選択

すると次に、WiseのID情報が出てきます。どうやら、このEmailアドレスが、IDのようですね。

WIse|マルチカレンシー口座、通貨を追加。PayIDでの支払い

続いて、自分の銀行口座からWiseマルチカレンシー口座へ入金します。入金先に先程のEmailアドレスを入力すると、このアドレスは、Wiseオーストラリアにリンクしていますと、表示が出てきました。送金し終わったら、Wiseの画面に戻って、支払った(I have paid)のボタンをクリックします。

WIse|マルチカレンシー口座、通貨を追加。PayIDでの支払い

すると、数分で日本円の口座に1,000円がチャージされていました。もの凄い簡単に早く、オンライン上でできました。

WIse|マルチカレンシー口座、通貨を追加。

まとめ

私が、Wiseマルチカレンシー口座とデビットカードを取得した理由は以下の通りです。

  • 隠れコスト無し、実際の為替レート、格安手数料で両替できる
  • 海外でのショッピングなどでの外貨決済が、現地通貨でスムーズにできる
  • 海外オンラインサイトでの決済も現地通貨でできて、海外事務手数料無し
  • 手続きが簡単でスピーディー
  • アプリで簡単に管理、支払い履歴などが確認できる
  • Wiseを利用したら、必ず通知が来るので、セキュリティーもしっかりしている

世界中で使える、VisaやMasterなどのクレジットカードは、海外旅行や外貨決済に大変便利ですが、カードブランドの基準両替レートとカード発行会社の海外事務手数料が上乗せされて請求されていることを念頭に置きながら、カードを使う必要がありります。でないと、後からの請求額に驚くことになってしまいます。

Wiseマルチカレンシー口座+デビットカードだと、隠れコスト無し、実際の為替レート、格安の手数料で外貨決済されるので、余計な支払いをさせられることがありません。

これを機にWiseデビットカード取得を検討してみてはいかがでしょうか?

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