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日本のオンラインショップでWiseデビットカードを使ってみた

Wiseデビットカードを、日本のオンラインショップで使ってみた。 テクノロジー

隠れコスト無し、格安手数料で、外貨を送金してくれることで有名なWise。海外在住者で使っている人は多いと思います。私もその一人で、大変お世話になっています。

Wiseは銀行では無く、送金屋ではありますがWiseデビットカードというものがあって、それが結構便利なんです。

なので、今回はWiseデビットカードの使い方から、実際に日本のオンラインショップで使ってみたことについてのレビューを、お伝えしたいと思います。

Wiseデビットカードとは

Wiseは送金だけではなく、他にも便利なサービスがあります。それは、複数の外貨口座(マルチカレンシー口座)を開設することができて、その口座から月々払いなどの引き落としが出来ます。

そして、Wiseデビットカードを通じてWiseマルチカレンシー口座から、海外現地での支払いや海外オンラインストアでのショッピング決済も、お得にスピーディーにできます。

デビットカードはクレジットカードと違って、即時決済されますので、口座にお金がなければ使用できません。従って、お金の使い過ぎを防止できるメリットもあります。

Wiseマルチカレンシー口座については、下記の記事で説明していますので、よろしければご覧ください。

簡単に仕組みを説明すると、Wiseのアカウントにご自分がよく使う外貨口座を追加します。私の場合は、この外貨が日本円になります。そして、日本円口座にオーストラリアドル払いで日本円をチャージします。

その時に、Wiseからは格安の送金手数料だけしか取られませんし、両替レートも実際のレートです。

後は、Wiseデビットカードで日本現地やオーストラリアにいながら日本のオンラインショップで支払いをするだけです。日本円で支払っていることになるので、クレジット会社に払う手数料などは一切かかりません。

Wiseマルチカレンシー口座とデビットカードの仕組み

海外へ行くことが多い方、海外在住の方、海外のオンラインショッピングを頻繁にする方などにこのデビットカードはお勧めです。

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Wiseデビットカードの特徴

Wiseデビットカードの特徴は3つ

  • 年会費無料
  • 格安手数料
  • 海外ATMで現金引き出しができる

年会費無料

Wiseデビットカードは、発行手数料が1200円かかりますが、年会費などの費用は一切かかりません。費用が発生するのは、マルチカレンシー口座にお金をチャージする場合、同一通貨以外でデビットカードで支払いをする場合や、ATMで現金を引き出す場合のみです。

格安手数料

外貨でクレジットカードを使うと、カードの国際ブランド(Visa、Mastercard、American Express、JCBなど)が定める基準レートに、カード発行会社(楽天銀行や三井住友銀行など)が設定した「海外事務手数料」と呼ばれる手数料が上乗せされた為替レートで、日本円に両替されて請求されています。

なので、後で予想していた金額よりも多く請求されていることに驚くことがあると思います。

しかし、Wiseでは為替レートは実際のものが適用され、手数料もクレジットカード会社に比べると格安です。

海外ATMで出金できる

Wiseデビットカードは、世界中でマスターカードマークの付いたATMで現地通貨を引き出すことができます。海外で現地通貨が必要になった時に、大変便利です。

条件や手数料については下記の通りです。

条件手数料
毎月2回まで(30,000円まで)無料
2回以上の引き出し出金額の1.75%+70円

Wiseデビットカードのメリット、デメリット

WIseデビットカードのメリットは以下の通り、

  • 海外留学・移住をする人は、日本の銀行から生活資金をWiseマルチカレンシー口座に現地通貨をチャージしておけば、デビットカードで楽々決済できる
  • 外貨でのオンラインショッピングの決済は現地通貨で行われるので、海外事務手数料は無し
  • 定期的に海外へ行く人(仕事・旅行)は、現地通貨で決済できるのはもちろん、急な現金が必要な時に海外ATM(格安手数料で)で現金引き出しが可能

デメリットといえば、

  • 利子がつかない(Wiseは送金屋なので、銀行のような利子は付かない。)
  • クレジットカード特有の海外旅行保険、ポイント制度などのお得な特典が無い

そういった、お得な特典が欲しい方は、クレジットカードとWiseデビットカードを使い分けるのがいいかもしれません。

日本国内では、クレジットカードで決済してポイントを貯めて、特典をゲットする。一方、海外現地や海外オンラインショップでは、Wiseデビットカードで、格安手数料でお得に決済するのがよいでしょう。

他のWiseデビットカード関連記事もありますので、よろしければご覧ください。

マルチカレンシー口座にお金をチャージする

まずは、Wiseマルチカレンシー口座にお金をチャージします。

まだ、アカウントをお持ちで無い、場合は、Wise公式ページへ。

Wiseマルチカレンシー口座にチャージ

アカウントにログインをすると、左のメニューバーにマルチカレンシー口座の項目があります。(アカウント言語表記が英語になっている点は、ご了承くださいね。)

50カ国以上の通貨口座を持つことが可能で、現時点で私は日本円、オーストラリアドル、米ドルの口座を持っています。ご自分がよく使う通貨の口座を持っておくと良いでしょう。

現在、日本円口座に1000円入っているので、さらに追加したいと思います。Add(チャージする)をクリックすると次のような画面に移動します。

Wiseマルチカレンシー口座に入金

すると、チャージする金額と支払い通貨を聞かれますので、それぞれ設定します。

今回は、18000円をオーストラリアドルでの支払いにしました。すると上記のように、トータル支払い金額、Wise手数料、両替金額、為替レートが表示されます。明確に内訳が表示されるのは、ありがたいですよね。

Wiseへの手数料支払いは、たったのAU$1.10ですね。凄い!

Wiseマルチカレンシー口座入金の支払い方法選択

次に支払い方法を聞かれます。いつも私は、手数料が一番安く、早く着金するIDでの支払いを選択しています。

Wiseマルチカレンシー口座にIDで入金する

Wiseの銀行口座の詳細が表示されます。このEmailがIDになります。

次に自分のオンラインバンクからWiseへ送金をします。完了したらWiseアカウントに戻って、支払いましたをクリックします。

Wiseマルチカレンシー口座、アクティビティ

日本円口座を更新してみると、随時情報がアップデートされます。ものの数分で日本円口座に着金したことが確認できました。

Wiseマルチカレンシー口座、アクティビティ

口座の金額も更新されました。

日本のオンラインショッピングサイトでWiseデビットカードを使ってみる

では、早速でWiseデビットカードを実際に使ってみます。

私は半年に一回、日本のオンラインショップでまとめ買いをしているのですが、今回は日本のUniqloのセールでまとめ買いをしました。オーストラリアにもUniqloはありますが、輸入品扱いなので割高です。なので、他のオンラインショップで買い物がある時に、一緒に買うようにして、まとめてオーストラリアへ転送してもらっています。

結果は、日本のUniqloでは、普通にWiseデビットカードが使えました

カードを使用するごとに、Wiseから登録しているメール宛に連絡が来るので、不正使用があった場合もすぐにわかります。

Wiseデビットカードを使用する毎に、登録してあるメール宛に通知が来る
Wiseからデビットカードが使用されたことについての通知
Wiseデビットカードを使用する毎に、Wiseマルチカレンシー口座のアクティビティー情報も更新される。

日本円口座をみるとアクティビティ情報が更新されています。残高を見ると、Uniqloで支払った金額のみ引き落とされていることが分かります。

これは、外貨ではなく日本円で決済をしている事になるので、余計な手数料を引かれていないんですね。Wiseに支払った手数料は、最初に日本円口座にお金をチャージした時のみです。これが、Wiseデビットカードの魅力であり強みですね。

Wiseデビットカードは、同一通貨で決済している為、クレジットカード会社のように海外事務手数料が上乗せされない。

次に楽天で使ってみましたが、リジェクトされてしまいました。楽天オンライン決済システムとの相性が合わないのか、残念ですが使えませんでした。

まとめ

今回は、UniqloでWiseデビットカードは使えましたが、楽天では使えませんでした。(今では使えるようになりました!2024年1月17日現在)しかし、昔はそもそもUniqlo、ZOZOTOWNは海外発行のデビットカードが使用できませんでしたが、その当時楽天では、海外発行のデビットカードが使用できました。

今では、Uniqlo、楽天では海外発行のデビットカードが使用できます。なので、Wiseデビットカードも、そのうちどのオンラインショップでも使えるようになると、私は楽観視しています。

それに、日本のものは、海外の人達にも大人気ですので、日本のオンラインショップでの買い物需要が、ますます増えると思うからです。

私の住むオーストラリア・シドニーでも、大手スーパーでWiseデビットカードが使えませんでした。オーストラリアでは、決済はほぼ電子マネーなので、事業者側もさまざまな決済シスステムを導入せざる得ないと思います。なので、これもしばらくしたら解決すると思っています。

皆さんも、これを機にWiseデビットカード取得を検討してみてはいかがでしょうか?

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