皆さん、自分の投稿にリンクを貼りたいって思ったことは、ありませんか?
一個人の私でさえもあるので、企業や個人事業主の方だったら、自分達の商品やサービスをプロモーションしたいでしょうから、尚更ですよね。
しかし、Instagramの規定ではフォロワー1万人以上いないと投稿に直接リンクを貼ることはできません。
個人や自営業の方には、かなりハードルが高いですよね。
でも、実はフォロワー1万人以下でもリンクを貼る方法があるんです。今回は、その方法をご紹介します。
マーケティングツールとしてのInstagramとは
ズバリ、最終的にユーザーに自分達の商品やサービスを購入してもらうための導入剤です。
したがって、投稿には詳細内容ページや商品購入ページのリンクが貼られていたりします。
投稿内に直接リンクが貼れないと、何が起こるかというと。
ユーザー側からしたら、投稿の詳細を見る為にわざわざ投稿者のプロフィールに行って、その中のリンクをタップしないといけなかったり、あるいは投稿内のリンク先アドレスをわざわざコピーしないといけなかったりと、少々面倒くさいのです。どうしてもその先が知りたいユーザー以外は、面倒くさくて途中離脱してしまうでしょう。
これを防ぐためには、投稿内でワンタップでユーザーをリンク先に誘導する必要があります。
フォロワー1万人以下でもリンクを貼る方法
Instagramの投稿では、フォロワーが1万人以上いないとリンクを貼ることができません。
フォロワー1万人以下の場合は、どうするのか?
実はストーリーズになら、直接リンクを貼ることができます。
では、早速Instagramのストーリーズを立ち上げましょう。
ストーリーズ用の画像を選んだら、ステッカーのアイコンをタップします。
すると、色んなステッカーが出てくるので、その中のLINKステッカーを選択します。
次に、リンク先のURLを入力します。このままでもいいのですが、このURLがステッカーの文字表示になるので、
見栄えやタップのし易やをを考慮して、表示文字をカスタマイズしても良いと思います。
+をタップすると、このように自由に文字を入力することができます。’ 詳細はこちらから ’のような、ユーザーがタップしやすい表現にすると良いですね。
ステッカーの大きさを整えて、希望の場所に配置します。文字の色は、ブルーがデフォルトになっています。
文字色の変更は、リンクステッカーをタップすると、全4色まで設定することが可能です。
自分でアクションボタンをデザインする
私は、デザイナーだからなのかも知れないのですが、このリンクステッカー、目立つんですけど、あんまイケて無いなぁって思ってしまいました。
ストリーズの画像によっては、リンクのフォントも色も合わない場合があるなって思ったからです。
なので、ここからは自分のお店(会社)、ブランドにあったアクションボタンをデザインする方法をご紹介します。
デザイナーの方は、ご自分の好きなデザインアプリ( Illustrator Photoshop AdobeXD などで)デザインしてください。
デザイナー以外で、どうやってデザインして良いのか分からない方は、今回、Canvaを使ってアクションボタンの作り方を紹介したいと思います。無料で始められるので、是非試してみてくださいね。
Canvaでアクションボタンを作る方法
Canvaは基本はテンプレートからデザインをしていくので、そもそもデザイン物のサイズが決まっていますが、もちろん自分の好きなサイズを設定することもできます。
Canvaのホームから、右端にあるカスタムサイズをクリックします。
次にサイズを設定します。ボタンのサイズは小さすぎると拡大した時に画像がボヤけるので、気をつけましょう。大きい分には、縮小すればいいだけなので、分からなければ大きめにしておけば、O.Kです。
ブランクのアートボードが作成されているので、その上でボタンのパーツを作成していきます。Canvaはすでにデザインに必要な素材が揃っているので、自分で一からデザインする必要がありません。
では、左のメニューから素材を検索して、その中から投稿するストーリーズの画像にあった素材を探していきます。
今回は、基本的なアクションボタンを作っていきます。初めにボタンの元となる、長方形を検索します。
検索すると、たくさんの長方形ができます。ものによっては、色の変更ができなかったり、サイズの変更の自由の効かないものもあります。
Canvaは、基本的に無料で使えるアプリですが、無料ユーザーだと素材と機能に制限があります。王冠マークが付いているいるものは、Canva Pro(有料)ユーザーだと使える素材です。
この長方形をアクションボタンとして使いたいと思います。左上の四角は、色の変更ができる素材だと表示されます。
次に文字を入力します。
テキストをクリックして、テキストの種類を選択します。とりあえず、小見出しを選択します。今回は、必要ないですが、他にSNS投稿やフライヤー、ポスターデザインをする時に、下にあるフォントの組み合わせテンプレートが、結構使えて便利です。フォントの使い方が分からない方でも、視覚的にフォントの組み合わせが選べるようになっています。
アクションボタンの文言を入力して、投稿する画像にあったフォント、サイズ、色を整えます。
色々調整して、最終的にこのようなアクションボタンに仕上げました。
次に制作したアクションボタンをダウンロードします。Canvaでは、色々なファイル形式でダウンロードできます。今回は、PNG形式で透過背景(背景無し)にチェックを入れでダウンロードします。
透過背景にする理由は、このままだと、デフォルトの白背景が入ったままで画像がダウンロードされてしまうからです。この機能は、Canva Pro(有料)ユーザーだと使えますが無料ユーザーは使えません。
無料ユーザーのままで背景を削除したい方は、こちらのサイトで画像をアップロードすれば、背景の削除ができます。
自作のアクションボタンをストーリーズにアップロードする
アクションボタンのダウンロードができたら、いよいよInstagramストーリーズに自作のアクションボタンをアップロードしていきます。
ストーリーズのステッカーの項目のプラスマークをタップすると、アップロードできます。
ストーリーズのステッカーの項目のプラスマークをタップすると、アップロードできます。
自作のアクションボタン自体にはリンクは設定できないので、先ほど設定したリンクステッカーの上に自作アクションボタンを配置します。
ボタンの大きさを調整して、リンクステッカーが見えないように配置します。
こんな感じにして、アクションボタンをデザインして入れることも可能です。
デフォルトのリンクステッカーより、自作のアクションボタンの方が、かなりストーリーズの画像の雰囲気にマッチしているのが分かると思います。
まとめ
今回は、Instagramでフォロワー1万人以下でもリンクを貼る方法をご紹介しました。
基本、ユーザーはワンステップでリンク先に行けないと、面倒くさがって途中離脱してしまう可能性が上がります。ストーリーズのリンクステッカーを使うとワンタップでユーザーを直接サイトに誘導できるので途中離脱を防ぐことができます。
また、応用編としてアクションボタンの作り方をCanvaを使ってご紹介しました。無料で使えるアプリで、この他にもSNS投稿テンプレートやプレゼンテーションテンプレートなど様々なテンプレート、写真や素材が揃っています。
ブログ内で、CanvaでInstagram投稿用の画像をデザインする方法を説明している記事もありますので、よろしければご覧ください。
これを機に、Canvaをご自身のお店やブランドのプロモーションのデザインツールとして、使ってみてはいかがでしょうか?
Instagramではショップ機能もありますが、この機能を使えるようになるにはMetaが設定している基準を満たす必要があります。
今回ご紹介したリンクの貼り方は、そういった基準も無いので、誰でも今すぐに始められる方法です。ご自分の商品・サービスのプロモーション活動に参考にしていただけたら嬉しいです。
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